FX用語>不況時は「売りから入る」方法が断然有利！その理由とは？

2008年後半は「リーマンショック」の影響で、
各国とも通貨は大きく値下がりしてしまいました。
しかし、どの投資家にもマイナスに作用したわけでは
ありません。
この機会に大儲けした人もいるでしょう。
実は、FXには値下がりすればするほど稼げる方法も
あるのです。
ここでは、その方法である「売りから入る」という
ものをご説明しましょう。

これもFX取引でよく使われる注文方法ですので、
是非覚えておきたいものです。
この注文方法は、通常の売買の形態とは逆の順番で
行われます。
普通は、安い通貨を買ってそれが値上がりしたら
売る、というのが最もシンプルな方法です。
FXにはもう一つ「まだ持っていない通貨を先に売る」
ということが可能なのです。

つまり、証券会社に通貨を借りるということです。
割高な通貨を借り、それを売ってから値下がりを
待ち、実際に値下がりした時点で買い戻して返す、
というのが一連の流れです。
「売りから入る」という言葉の他に「先に
売りポジションを確保する」というような表現を
される場合もあります。
この方法を使うと、不況でも利益を上げることは
難しくないでしょう。