FX用語>機会損失で失敗しないための極意を伝授いたしましょう☆

FXは「不況に強い」投資としてよく知られています。
投資の対象が通貨なので、株のように会社の破綻に
よって価値が一瞬にしてなくなってしまったり、
株ほどの大暴落をしたりなどということが
ないからです。
さらに、空売りというシステムのおかげで、
買いよりも先に売り注文を出すことができる
というのも、不況時でも利益を上げやすい要因に
なっています。
このように魅力たっぷりのFXですが、よくある
失敗例の一つが、これからご説明する「機会損失」
です。

機会損失は、FXだけでなく他の投資の世界でも
使われている用語です。
機会損失というのは、利益を上げる機会を失って
しまうという行為のことを指します。
通貨が大きく値下がりしたのに買わないとか、
逆に大きく値上がりしたのに売らない、などの行為が
機会損失に当たります。
このような事態は、状況が再び変わってしまうことを
警戒し過ぎるあまりに起きてしまうことが多い
ようです。

慎重過ぎる人がこのような失敗をしがちなのです。
不況は、考えようによってはチャンスです。
不況時には売り注文が増えて為替は大きく下落する
ものですが、どこかで反発して値上がりする
ものです。
2008年末〜2009年にかけての為替市場は、まさに
その状況にあると言えるでしょう。
機会損失をしてしまわないように、タイミングを
見計らいましょう。